遺産相続などで、遠方の不動産を所有することにならケースがあります。しかし使わない土地にも税金はかかるために売却を希望する時、地目を山林のままにしておくよりも、地目変更をして宅地などに変えることでより高値での取引が可能になります。

地目変更は、書類申請だけでなく、現況がどんな状態にあるかも大事になるため、ある程度土地を綺麗に整えてから申請する必要があります。購入の場合は、逆に地目が山林のままのものを低価格で買ってから、宅地に地目変更するという手もあります。不動産の売買は、地目を生かして賢く行いたいものです。

不動産と消費税の関連性

不動産と言うのは、非常に高価なものですから、大半の人は買う時期をかなり迷います。しかし、それを後押ししてくれることがあります。それが消費税増税です。今は五パーセントですが、今度、八パーセントになりますし、十パーセントまで上がるのが確定しています。そうなると一千万円のものを買うとしたら、五十万円だった税金が、百万円になります。五十万円も違うのですから、上がることが決まると一気に不動産に駆け込み需要が殺到します。

そうなると価格も上昇するので、買う時期は見誤らないようにすることが大事です。何しろ、消費税分よりも高くなっていることがあるのです。需要が高くなれば、高く売れますから、そうしたことが起きるわけです。